20代で始めるべき「投資」
投資コラム
投資
2017-10-01
仮想通貨に投資すべきか<前編>
-仮想通貨の仕組みと裏付け-


こんにちは。管理人Kです。

最近何かと話題の「仮想通貨」

皆さんも「ビットコイン」くらいは聞いたことがあると思います。



近年は価格が急騰しており、投資対象の1つとしても注目が集まっています。
しかし、仮想通貨が一体何なのか、よく分かっていない人も多いのではないでしょうか。

そこで2回に渡って、仮想通貨の仕組みやその価値の裏付け、そして投資の是非について考えてみたいと思います。


仮想通貨とは

仮想通貨とは、その名の通り、円やドルと同じ1つの通貨です。

実際にインターネット上の買い物の決済に使えたり、実店舗でも電子マネーのように使えるお店が増えています。
為替のように、円やドルと交換することも可能です。

ただし、仮想通貨はコンピューター上でデータとして存在しているだけで、円やドルのようにコインや紙幣があるわけではありません。

また、円なら日本国、ドルならアメリカ、のように、各通貨を発行し、管理する母体がいるのに対して、 仮想通貨は特定の管理者がいないというのが最大の特徴です。

ビットコインは「サトシ・ナカモト」という名で発表された論文で初めて紹介され、オープンソースのソフトウェアで運用が開始されましたが、 実際には誰が開発者なのか分かっていません。

その他の仮想通貨についても、「開発者」はいるものの、それらは「管理者」ではありません。
その仕組みを開発しているだけで、価値を保証しているわけではないのです。


仮想通貨の仕組みと安全性

前述の通り、円は日本国が発行・管理しています。

もう少し現実的に考えると、銀行に預けられた円を、日本国の法律の下、各銀行が管理しています。

その仕組みは銀行のサーバーによる「一元管理(集中管理)」です。

例えばAさんが100万円貯金している、という情報は銀行のサーバーに保管されており、改ざんができないよう、銀行が適切に管理しています。



またAさんがBさんに100万円送金する、という情報も銀行のサーバー内のデータが適切に更新されることによって成り立っています。




一方仮想通貨は、このような管理方法とは全く異なる管理方法が取られています。

仮想通貨は「全員が管理者」とも言えるのです。

具体的に説明すると、 ビットコインの専用のソフトウェアさえダウンロードすれば、誰でもネットワークに参加し、管理者になることができます。

そして全ての管理者が、それぞれ同じ、全ビットコインの取引データを保有しています。
(管理者になれば、全ての取引データを見ることができます。ただし、個人情報はわかりません。)





これにより、1つのコンピューターが故障しても、データが保全される、というメリットがあります。
また、1人の管理者がデータを改ざんしても、全管理者のデータを更新しないと無効なので、データの安全性が担保されている、という仕組みです。





先ほどのようにAさんからBさんに100ビットコイン送金する、という取引が発生した場合は、
以下の手順でデータの更新が行われます。(ビットコインの例)


1.AさんからBさんに100ビットコイン送金する、という取引が発生。


2.全管理者のうちデータ更新権限を持つ人を決める。




データを更新するには以下の3つを使って、条件を満たす暗号を算出し、データに追加する必要があります。

①今回のデータ
②過去の取引データから算出した暗号
③ランダムな文字列

※よく分からない場合は、複雑な計算をして、最初に正しい暗号を作った人がデータ更新権限を得る、と理解してください。


①今回のデータ、②過去の取引データから算出した暗号、は固定なので、問題はランダムな文字列です。

ここで、ランダムな文字列をひたすら数式(ハッシュ関数)に入れ、条件を満たす暗号を探す作業が生じます。
この競争に勝ち、条件を満たす暗号を最初に算出することができた人が、データの更新権限を得ます。
(この競争を「マイニング(採掘)」と呼びます。)






3.他の管理者の承認を得て、全管理者のデータが更新される。


4.競争に勝った管理者はビットコインを得ることができる。



この暗号を算出するのには多大な時間とコストがかかるため、不正なデータを更新しようとする人が表れない、という抑止力になっています。

また、この競争に勝つとビットコインがもらえる、というメリットがあるので管理者たちはこぞってこの競争に参加するのです。

ちなみにこの計算は、専門の業者が専門のコンピューターを用意して行うレベルです。
日本では「GMOインターネット」が、2018年からこのマイニングを事業の1つとして始めるようです。


仮想通貨の根幹「ブロックチェーン」

もう少々仕組みの説明を続けます。

先ほどのデータ更新は1件ずつ行われるのではなく、いくつかのデータをまとめて更新します。

1回に更新されるデータの集まりを「ブロック」と呼び、 そのブロックを過去のブロックにつないでいくことでデータを更新することから、この仕組みは「ブロックチェーン」と呼ばれています。




先ほども少し触れましたが、データを更新する際には、最新のデータのみでなく、

「過去の取引データから算出した暗号」

が必要となります。
(この暗号で過去のデータとつながっているのです。)

なので、過去のデータを改ざんするためには、そのデータの暗号を算出しなおし、
さらに、その暗号を引き継ぐ、以降全てのデータの暗号を再算出する必要が出てきます。

その間にもどんどん正しいデータが更新されていくので、過去のデータの改ざんは事実上不可能、ということになります。
(物理的には可能。)

詳細は、以下の図をご覧ください。










このブロックチェーンという仕組みが仮想通貨の安全性の根幹を担っている仕組みです。

これらの仕組みによって、仮想通貨は特定の管理者がいなくとも、自律的に安全性を担保しているのです。


このように、特定の管理者がいないにも関わらず安全性が担保されている「仮想通貨」。

では、その価値を裏付けるものは何なのか、そして仮想通貨に投資すべきなのか、という点については、 後編にて引き続き解説していきたいと思います。

仮想通貨に投資すべきか<後編>


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